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韓国の暮らし(11)【生活習慣・一般常識・軍隊】

韓国では改名は簡単です。韓国人視点でご紹介します。

目次

韓国では名前は変えられます。

日本では、自分の名前が気に入らなくても、一生名前は変えられないんですよね。

大人になって自分の名前が気に入らないと言って自分で変える人も少なくありません。

四柱を見て名前をつけてくれる「作名所」で占ってもらったり、通っている教会でつけてもらったり、自分で自分のイメージに合わせて変えたりします。

大勢の人が変えているわけではないですが、私の周りにも何人かいます。

改名の手続きは、以前は簡単で、役所に届けるだけでした。

しかし、それでは犯罪者なども簡単に改名できたりして問題があるため、

現在は許可制となっています。

原則は、あまりに変な名前で社会生活に問題があるとか、そういう場合に許可されることになっていますが、

実際は、申請すれば96%が許可されているそうで、余程のことがない限り許可、そんな感じです。

韓国では、ちょっと変わった名前が少なくないです。

私のよく行く美容室の男性美容師はヨヘン(여행)という名前でした。旅行(여행)と同じ発音です。また、以前の知り合いにコンウォン(공원)という男性もいました。公園(공원)と同じ発音です。日本ではありえないですよね。「佐藤りょこう」とか「鈴木こうえん」とか。

でも、名前はいつでも変えられるので、そんなに心配は要りません。

実は、私も変えています。生まれた時の最初の名前は違う名前でした。

しかし、体が弱く病気ばかりするので、母が作名所へ行って相談しました。

すると、大きな運命を持つ子に小さな意味の名前をつけたためバランスが崩れているからだ、とかなんとか言われて、バランスの合う名前に変えたそうです。

そして、不思議なことに、名前を変えたあとは病気をしなくなったそうです。

単純に、赤ちゃんが成長しただけで、病気をしなくなったのは偶然だったのかもしれませんが、母は、いい名前に変えたおかげだと、今も信じています。

韓国では、名前は簡単に変えられますが、姓は変えられません。

自分の姓(名字)は、気に入らなくても仕方がないです。
例えば、ビョン(변)という姓があります。便(大便とか便器の便)と同じ発音なので、あまり好きな人はいません。でも、変更はできません。

最近は、親が離婚した時に、母親に引き取られた子の姓を母の姓にできるようになったので、姓の変更も0%ではありませんが、

そんな特別な理由だけで、大人になってからはできません。

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