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韓国の暮らし(10)【健康・性格・若者】

韓国人の睡眠時間について、韓国人視点でご紹介します。

目次

韓国人の睡眠時間は、世界で一番短いです。OECDのデータでは、平均7時間41分で最下位です。

「国家別睡眠時間」上から、ニュージーランド、アメリカ、スペイン、豪州、フィンランド、フランス、オランダ、イタリア、ドイツ、日本、韓国です。
日本も7時間43分で、韓国とほとんど変わりませんね。

睡眠時間の平均が7時間41分なら、そんなに短くないように思いますが、このデータは大人から子供まで含めてのようで、実際には、こんなに寝ている感じはありません

韓国のデータでは、大人の睡眠時間は6.3時間です。

韓国では、他人が寝ている時間に勤勉に勉強したり仕事をする人が成功する、そんなイメージがあります。

寝てばかりいては他人に出し抜かれてばかりで決して成功しません。

会社員たちは、遅くまで仕事をして、それでも翌朝は早く起きて語学などを学び、日曜日には教会へ通ったり同好会に行ったりします

もちろん、平日の激務に疲れて日曜日はなかなか起きられない人も実際には多いのですが、毎週日曜日はくたびれて家で寝てばかりいますよ、とは、言えません。それでは、自分で「私は怠け者です」と、言っているようなものですから。

韓国では、大人だけでなく子供たちも寝ていません。

寝ないで勉強しています。

韓国人の睡眠時間が世界一短いというのは、「だから韓国は成功した」その証拠のようにも感じます。

しかし、あまりに睡眠が短いと高血圧の可能性が高くなるそうです。

実際、高血圧の薬を飲んでいる老人たちは、とても多いです。

全人口の60%が睡眠障害というデータもあります。

「世界のリーダーたちは、しっかり寝て成功している、寝る時はしっかり寝よう」

と保健福祉部(日本の厚生労働省)では訴えはじめました。
しかし、そうは言っても、学校も会社も、今のシステムが変わらないと、すぐには何も変わらないと思いますが、

最近は、働き方も少しずつ変わってきましたし、少しずつ国民の意識が変わっていくかもしれません。

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