韓国では、市から委託を受けた「そうじのおじさん」が街をそうじします。
韓国は、あちこちがゴミだらけです。みんながその辺にゴミを捨てます。
でも、ゴミを片付ける人がいるから大丈夫だと考えます。
市の委嘱職員が道などをそうじしています。
環境美化員(환경미화원)と言います。
もし道がずっと汚かったら、韓国では市に電話をかけて文句を言います。だから、そうじのおじさんが必要です。でも、専門のそうじのおじさんがいるからゴミをその辺に捨てるのかもしれません。ゴミをその辺に捨てる人の中には、みんながゴミ箱にゴミを捨てると、そうじのおじさんたちは仕事がなくなってクビになってしまう、だから、そうじのおじさんたちのために、ゴミ箱にゴミを捨てないんだと、屁理屈を言う人も少なくありません。
私が子供のころは、学校で、日本は道がとてもきれいだ。ごみなど落ちていないと教わりました。日本に来てみると、実際は、けっこう落ちてますよね。もちろん韓国よりはきれいですが。でも日本では、そうじのおじさんを見ません。すごいですね。