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韓国の暮らし(07)【病院・病気・薬】

韓国人の2人に1人以上が、消化剤を毎日飲んでいます。

目次

韓国では、消化剤を、1000人中558人が毎日飲んでいるそうです。

消化不良の時に飲む薬です。胃腸薬とも言います。

なんと2人に1人以上です。

OECDの平均が1000人中270人だそうですから、2倍以上になります。

これは、韓国人に、食生活に問題のある人が多いことがあります。

一人暮らしの人が増えていることもあります。家族がいっしょだと、家族が気を使ってくれますが、一人暮らしでは、朝食も食べず、食生活が乱れがちです。

また、韓国人は、ちょっと体の調子が悪いと、すぐ薬に頼ります。

風邪を引いた時も、引きはじめに治すべき、という考え方があり、すぐ病院へ行って、薬をもらったり、注射を打ったりします。

そして、最近は、消化不良に対して、飲みやすいドリンク剤がたくさん出ているためです。

ドリンク剤は、コンビニでも売ってます。1本1000ウォンくらいで買えるので、ジュースのように手軽に毎日飲む人がたくさんいます。しかし、飲みすぎはよくありませんよね。

韓国には、胃食道逆流症を病んでいる人がたくさんいます。

これは、しょっぱい食べ物や辛い食べ物の好きな人が多いこと、そして、夜遅い時間に食事をする人が多いことが原因です。

この病気は、日本でも、けっこう多いらしいですね。

ですので、消化剤に頼るのではなく、

まず、何よりも食生活の習慣を変えなければならない、と専門家たちは言っています。

しかし、これがなかなか難しいようで、消化剤の売り上げは、むしろ伸びています。

韓国の消化剤、胃腸薬と言えば、까스활명수(カス活命水)です。

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