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韓国の暮らし【教育・学校】

大学へ行かずに公務員試験の準備をします

韓国では、親が子供の将来を考え、塾に通わせたり習い事をさせたりします。子供が小学生の時点で、成績がクラスで上位なら、もちろん大学進学、それも一流大学進学を目指しますが、成績が下位なら、大学進学よりも、スポーツや、あるいは、技術を身につけさせるようにします。自分の子供が、とにかく、きちんと稼いで生きていけるように、親たちが準備を手助けします。

問題は、子供の成績が中位の時です。学校の勉強はダメでも、英語だけでもできるとか、何かひとつでも得意なものがあればいいのですが、それもないとなると、親たちは本当に悩みます。勉強が全くダメなら、勉強はさっさとあきらめるのですが、あきらめるには、そこまで成績が悪いわけではないし…。

韓国では、本人よりも親のほうが子供の未来を心配し、どうすべきかを考え、道筋を決めていきます。大学受験の時も、どの大学のどの学部に願書を出すか、そこでも、親の意見は大きく影響します。親としては、できるだけ、就職に有利な大学に行かせるようにします。それは、本人が大学で何を専攻するかよりも重要です。

しかし、最近は、一流大学でなければ就職は難しいです。やっと就職できても将来の保証はありません。大学卒だけでは就職が難しいので、技術を身につけるために専門大学に入りなおす人も増えています。あまりにも就職が困難になっているので、就職を目指すよりも安定している公務員を目指す人が増えています。昔と違って公務員が大人気です。

そのため、大学に通いながら公務員試験の勉強をする人が増えていますが、最近では、大学の受験に失敗していい大学に入れなかったら、さっさと大学進学をやめて、公務員試験一本に絞って試験勉強を続ける学生が急増しているそうです。

ソウルでは、노량진(鷺梁津)に公務員試験を目指す人の학원(塾・予備校)が集まっていますが、今では4人に1人が高校生か浪人生だそうです。

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