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韓国の暮らし(03)【車・地下鉄・バス】

韓国人の通勤時間やラッシュについて

目次

韓国人の平均通勤時間は、日本より長いです。

OECDがまとめた各国の平均通勤時間を見ると、韓国は58分と一番長いです。

上から、韓国58分、日本40分、イタリア34分、ネーデルランド(オランダ)28分、ドイツ27分、豪州(オーストラリア)25分、フランス23分、英国22分、フィンランド21分、アメリカ21分、ノルウェー14分となっています。

ソウル市内は、家の値段がとても高くなったため、最近は郊外に住む人が増えています。

そのことが、通勤時間を長くしています。

また、日本のような快速電車や急行電車があまりないことや、ソウルでもバスや車で通勤する人が多いため、ひどい渋滞に巻き込まれて、距離のわりに時間がかかることがあると思います。

電車は、日本のような快速電車や急行電車が少ないです。

新しく作る路線では、急行電車がありますが、古い路線は、全部各駅停車なので、時間がかかります。

ソウルでもバスや車で通勤する人が多いため、通勤距離のわりに時間がかかっています。

出勤時間、退勤時間には、渋滞が発生します。そのため、通常よりも、かなり時間がかかります。

2020年以前は、地下鉄の混雑は激しかったです。

コロナが通勤風景を変えてしまいましたが、韓国の通勤ラッシュは、かなりすごかったです。

地下鉄2号線の江南を走る区間は、特に混雑することで有名で、混雑率は200%を越えていました。

地下鉄1号線と2号線の乗換駅신도림(新道林)駅の地下鉄2号線のホームでは、毎日、無理に電車に乗ろうとする人と、電車の中にいる人の間で言い争いがありました。「그만 좀 밀어라(これ以上押すな)」「타지 말라(乗るな)」という叫び声があちこちで聞こえました。

韓国では、地下鉄がどんどんできているので、新しく路線が増えたところは混雑が緩和されています。

韓国では、ソウル郊外からの高速通勤鉄道も建設が進んでいて、まだまだ、混雑緩和と通勤時間短縮を進めています。

日本では、新しい鉄道路線は、もう作らないみたいですね。

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