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韓国の暮らし【ショッピング】

韓国では、どんな小さな店でもクレジットカードが使えます

韓国では、どんな小さな店でも「クレジットカード」が使えます。お店がクレジットカードでの支払いを断ったら罰せられます。ですから、クレジットカードが1枚あれば、どこでも買い物ができて、とても便利です。クレジットカードのことを韓国語では「신용카드」と言います。「신용」は「信用」、「카드」は「カード」ですから、「신용카드」は「信用カード」です。

どうしてそうなったかと言うと、訳があります。それは、政府と国税庁が、税金をきちんと徴収するためです。収入を正直に申告して税金を納める人はいません。普通は、なんとか収入を少なく見せて税金を節約します。みんながそんなことをするので、政府と国税庁は、国民がすべての買い物をクレジットカードで行わせてお金の流れを透明化し、税金をごまかすことができないようにすればいいと考えました。そのため、クレジットカードで買うことを奨励するため、2000年からクレジットカードで払った金額の20%を所得控除できるようにしました。カードで買えば、年末調整で収めた税の一部が返ってくるのです。もちろんカードで払えばポイントもつきます。そして、どんな小さな店でもカードで払えるように法律で義務化しました。

もしかしたら、裏でカード会社のロビー活動があったのかもしれませんが、この時からカード発行数やカードでの支払額は大きく伸びました。政府や国税庁の狙いはある程度成功しました。それでも「現金だと安くするよ」とか、そんな店がたくさんありましたし、自営業の人は、支出が多いと疑われるので、カードを使いませんでした。また、国民み~んながクレジットカードを持ったので、何も考えずに買いすぎて破産する人が増えて、社会問題になりました。

そこで2005年から「현금영수증(現金領収証)」という制度が、導入されました。

国税庁に登録すると、こんな「현금영수증카드(現金領収証カード)」が発行されますが、カードがなくても住民登録番号や登録した携帯電話番号で大丈夫です。「현금영수증(現金領収証)」を使って現金で支払っても、年末に所得控除が受けられるようにし、同時に「現金領収証」で支払った記録は即時に国税庁に入るシステムにしました。中学や高校でも、生徒たちに「現金領収証」を作らせました。それでも、結局、自営業の人たちは「領収書は要らない」というので、お金の流れの透明化までは程遠いようです。税金を払わない人は、結局払っていません。

でも、どこでも「クレジットカード」を使えるようにしたことで、一般の国民にとっては、どこでも、どんな少ない金額でもクレジットカードで払えて、とても便利だし、会社員は、年末調整でお金も返って来るし、とてもありがたい制度です。

また、一般の店でも、カードでの支払いが普及したので、財布からいちいち小銭を出す人がいなくなり、レジでの、一人あたりの時間が短縮されました。カード支払いは、カード会社に手数料を支払わなければなりませんが、レジにかける人件費が節約できるので、カード支払いは、どこでも積極的に奨励されています。

ですので、皆さんが、韓国へ行く時も、普通に観光してショッピングするだけなら、現金は要らないですよね。いちいち、換金する必要、ないかもしれません。

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