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韓国の暮らし【習慣・社会環境・社会問題】

甲は乙より絶対的に強いです

6~7年前に、남양유업(南陽乳業)という乳製品を扱う会社が


代理店に対して圧力を加えていたことが明るみに出て、


不買運動が起こったことがあります。



これは、남양유업(南陽乳業)の、ある小さな代理店の店主が


남양유업(南陽乳業)との電話でのやりとりを録音したものをインターネット上に公開し、


担当者を告訴したことから、世間の知るところとなったのですが、


남양유업(南陽乳業)は、代理店からの注文よりも、


はるかに多い数をわざと持って行き、


それを全部売るように圧力をかけていました。


 

もし、全部売ることができなければ、代理店契約を破棄するとか言われ、


代理店では、仕方なく、それを受け入れなければなりません。


 

このことが報道されると、남양유업(南陽乳業)のやり方は


あまりにもひどいと、不買運動まで起きたのですが、


しかし、こうしたやり方は、남양유업(南陽乳業)に限りません。


 



私たちの店舗では、ゴミ企業 南陽の乳製品を一切発注しません。

 

ロッテデパートのあるブランド店で働いていた職員が、


デパート側からの売り上げ圧力に耐えられず、


デパートの屋上から飛び降りて自殺するという事件もありました。


 

デパートでも、免税店でも、そこに入店しているブランドは、


よほど力のあるルイヴィトンとかシャネルとかでない限り、


皆、デパートの側から要求されるままに、お金を出しています。


 

インテリアを直すからとか、デパートの正社員が社員旅行に行くからとか、


名目はいろいろです。


 

入店ブランドでは、本来、出す義務はないのですが、


でも、出さなかったら、契約の更新をしてもらえないとか、


店の場所をよくない場所に移されるとか、されてしまいます。


 

だから、仕方なく出しています。


 

そのため、政府は、


インテリア代を入店ブランドに出させてはいけない、という法律を作りましたが、


入店ブランドが要求されるお金の名目はそれだけではないので、


あまり意味はないと国民は思っています。


 

もちろん、契約書には、おかしなことは書いてありませんが、


それは関係ありません。


 

あくまでも、立場の強い側と弱い側の関係です。


 

それを、このころから「甲と乙」と言うようになりました。


 

契約書を作る側が「갑(甲)」、それに従ってサインをする側が「을(乙)」なので、


「갑과을(甲と乙)」の関係と言いますが、いつでも甲が乙より強いです。


 

「甲」や「乙」には、元々、力関係を表す意味はないのですが、


そんな意味で使われるようになり、


今後は、企業が作る契約書に「갑(甲)」とか「을(乙)」とか書くのを


やめさせるようにするみたいです。

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