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韓国の暮らし(04)【結婚・離婚・儒教・老人・自殺・墓】

韓国では結婚しても姓(名字)を変えません。

目次

韓国では、結婚しても女性の姓(名字)は変わりません。

これは中国と同じです。日本も中国の影響をたくさん受けているのに、日本だけシステムが違うので不思議です。

儒教では、すべてが男性中心です。昔は、女性は子供を生むためだけの存在でした。

男の子を生むことができないと離縁されました。もちろん、今では、そこまでのことはありませんが、

結婚しても姓を変えないのが伝統です。

韓国では、子供ができると子供は父親の姓になります。

ですから、子供の姓と母親の姓は違います。

ですので、父親と母親の意見が違った時に、子供たちが父親の味方になると、例えば、父親と子供が「金氏」、母親が「李氏」だとすると、母親は「金氏同士で勝手にやればいいわよ。私は李氏だから」と、すねたりします。

最近は、離婚する人が増えていて、子供の姓を母親の姓にできるように法律が変わりました。

母親の姓にする理由  '娘が母に似てくれたら' 

また、婚姻届けを出す時に「子供の姓を母親の姓にする」という合意書を提出すれば、今は、子供に母親の姓をつけることもできるようになっています。

でも、子供と母親の姓が同じだと、学校では奇異な感じで周りから見られて、逆にマイナスな面もあります。

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