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韓国の暮らし【病院・病気・薬】

ふぐの毒で癌を治すという民間療法があります

「ふぐ」は毒を持っています。

その毒を食べさせたり医療用に施したりすることは、今では法律で禁じられていますが、韓国の古くからの民間療法では、ふぐは癌を治したり、できものをなくしたりする治療薬として使われました。韓国には「毒で毒を治療する」という言葉もあります。今では不法ですが、それでも癌患者の中には、ふぐの毒に最後の望みをかけて、治療用に使う人がいます。でも、結局ふぐの毒で死んでしまう人も少なくないらしいです。

これは、チェジュ島のおばあさんから聞いた話ですが、おばあさんがまだ中学生だった時、背中が理由もわからず痛くなり、背中をまっすぐにすることができなくなりました。病院に行っても鍼治療をしても治りませんでした。その時、そのまま背中の曲がったまま生きるか、それとも死を覚悟してふぐの毒を飲むか、母親にそう言われて、ふぐの毒を飲んだそうです。毒を飲み、体が麻痺すると、松林に運ばれ、母親が松の新芽を噛んで柔らかくしたものを、口の中にいっぱい入れたそうです。松の新芽に、ふぐの毒を取り除く効果があるからです。そうして、ふぐの毒が体から抜けた時、背中の痛みはなくなったそうです。その当時でも、子供にふぐの毒を飲ませたということで、母親はずいぶん周囲からいろいろ言われたようだと言っていました。

ふぐの毒を飲むというのは、もちろん、一般的な話ではありませんが、韓国には、ふぐの毒で治療するという民間療法があり、今もお年寄りなどに、信じる人は多いようです。ふぐの毒を使った錠剤を売っていた人が捕まった、というニュースも、何度かテレビで見たことがあります。

「북어죽염환(ふぐ竹塩丸)」

ふぐの卵と竹塩で作った薬で、相当な売り上げがあったらしいです。

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