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韓国観光

今はおしゃれな江南エリアも、以前は何もないところでした。

皆さんは「강남(カンナム・江南)」という言葉を聞いたことがありますか。

 

韓国ではとてもイメージのいい言葉です。

 

ソウル市の地図を見てください。真ん中を、右から左に(東から西に)川が流れています。


この川の名前が「한강(ハンガン・漢江)」です。

 

ソウル市を大きく分けるとき、川の

北エリアを「강북(カンブク・江北)」と言い、

南エリアを「강남(カンナム・江南)」と言います。

 

今のソウル市は、とても広いエリアですが、

歴史的には、ソウルというのは、今の江北エリアだけでした。

 

昔の都は、江北にありましから、

今も残る「남대문(南大門)」や「동대문(東大門)」、

「덕수궁(徳寿宮)」や「경복궁(慶福宮)」、

繁華街の「명동(ミョンドン・明洞)」や「종로(チョンロ・鍾路)」

学生街の「신촌(シンチョン・新村)」、

大統領官邸である「청와대(チョンワデ・淸瓦臺)」も

ソウル市役所、「시청(シチョン・支庁)」もみんな江北にあります。

 

1970年代くらいまで、「강남(カンナム・江南)」は何もないところでした。

 

しかし、人がソウルに集まるにつれて、江北だけでは土地が足りず

江南地域が開発されはじめ、そこに新しいものができました。

 

そのため、次第に『古い江北』『新しい江南』となり、

江北と江南のイメージが逆転しました。

 

今、ソウルのおしゃれなエリアは、

「압구정(アックジョン・狎鷗亭)」「청담동(チョンダムドン・淸潭洞)」

「신사동(シンサドン・新沙洞)」など、ほとんど江南地域にあります。

 

学生街の「홍대(ホンデ・弘大)」エリアだけが江北ですね。

 

これは、東京でいうと、

浅草や上野、銀座という古いエリアに対する

新宿や渋谷、六本木という新しいエリア、

そんな関係と似ているかもしれません。

新宿や渋谷もほんの50年前まで、何もないところだったらしいですよね。

 

東京の賑わい場所は、東から西へ、

ソウルの賑わい場所は、北から南へと、

それぞれ移っているんですね。

 

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