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韓国の暮らし(02)【家・マンション・お金・ショッピング】

韓国のお風呂、シャワー、トイレ事情

目次

トイレとシャワーは同じスペースにあります。

韓国では、トイレと洗面台とシャワーは、ひとつのスペースにあります。イメージとしては、日本のワンルームマンションのユニットバスのような感じですが、ユニットバスよりは広くて、壁もタイル貼りです。

中に入るときは、サンダルをはきます。

シャワーを浴びる時もトイレを使う時も、同じサンダルを履きます。ですので、トイレに入ろうと思ったら、サンダルが濡れていることもあります。

ちょっとトイレが汚れた時に、ササっとシャワーで洗うことができて便利です。

韓国人は、トイレとシャワーが同じスペースにあるのは、トイレを清潔に保てていいと考えます。
日本人は、トイレと浴室が別にあるほうが清潔だと考えますよね。考え方が違います。

トイレとシャワーの間に仕切りはありません。

ちょっといいマンション(アパート)だと、ホテルのように、シャワールームにガラス扉やガラスの仕切りがついていますが、普通は、扉はありません。

昔はお風呂(浴槽)のある家も多かったです。

しかし、家でお風呂に入る習慣はありません。みんな1週間に1回とか、1か月に1回とか、銭湯に行って、アカスリまでやります。家にバスタブがあっても、ほとんど使わないので、最近の家は、はじめからシャワーだけになっています。

2000年代のはじめまで、韓国では、トイレにトイレットペーパーを捨てませんでした。

水圧が低かったり、下水道管が細くて、トイレットペーパーを流すとパイプが詰まってしまいました。
そのため、トイレの脇にゴミ箱を置いて、トイレットペーパーはゴミ箱に入れていました。それが韓国の常識でした。

しかし、その後、下水道がきちんと整備されていきました。

2012年から、駅などの公衆トイレに「トイレにゴミ箱はありません」と、張り紙が貼られるようになり、

トイレにゴミ箱がありません。
・ご使用なさったトイレットペーパーは便器に捨ててください。
・必ず備え付けのトイレットペーパーだけを適当量使用なさってください。
・一般ごみはトイレの入り口、または、駅に備え付けのゴミ箱に捨ててください。

2018年1月からは、法律で、公衆トイレのゴミ箱が禁止されました。

今は、日本と同じように、家でも公衆トイレでも、トイレの便器にトイレットペーパーを流します。

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