【韓国文化を学びながら単語を覚えよう】火病にかかる人が増えています。
火病(화병)という言葉(말)を聞いたことがありますか? 病気(병)の名前ですが、世界でも韓国人しかかからない病気です。「怒る」とか「頭に来る」ことを、韓国語で「火が出る(화가 나다)」というのですが、その「怒り・火」が体にたまって病気になることです。

韓国では「怒りがたまると病気になる」と言います。日本人みたいに我慢(참다)ばかりしていたら、韓国人はみんな死んでしまいます。火病(화병)の症状はいろいろですが、胸のつかえがとれず、体のあちこちがずきずきと痛み、ひどい頭痛(두통)を伴います。ひどい時には、死んでしまう人もいます。今、そんな火病(화병)の患者が、年間10万人を越える(넘다)そうです。
少し前の統計ですが、傾向(경향)は今も変わっていません。

これは、景気が悪いことも関係があると思います。火病(화병)にかかるのは、40代、50代の人が多く、男性よりも女性が多いそうです。つまり、中年のおばさんたちが、火病(화병)に一番かかりやすいということです。

しかし、最近は、10代、20代の、若い人たちの中で火病(화병)にかかる人が増えています。
白線が30代以下 オレンジ線が10代 顕著に増加しています。
これも、社会環境と大きく関係があります。今の若者たちが、それだけストレス社会に生きているわけです。
火病(화병)にかかったら病院に行くのが一番です。薬を処方してもらって怒りを鎮めます。また、漢方で怒りを鎮め、火病(화병)を治す方法もあります。

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漢方の病院の広告です。
「火」は「怒り」「ストレス」の意味で、燃える炎ではありません。でも、根本的には、ストレスをためないよう、日ごろから、運動などで気持ちを発散させるのが一番のようで、その意味でも、特に中高年の人は、日ごろから運動をするよう医者たちは勧めています。
화병〔火病〕 ひどいストレスに対する適応障害
말 言葉、馬
병〔病〕 病気
화가 나다 怒る
참다 我慢する
두통〔頭痛〕
넘다 越える
漢字語は〔 〕に漢字を示しています。
⇒抗生剤の消費量が、OECD加盟国の中で一番多いです。

韓国では「怒りがたまると病気になる」と言います。日本人みたいに我慢(참다)ばかりしていたら、韓国人はみんな死んでしまいます。火病(화병)の症状はいろいろですが、胸のつかえがとれず、体のあちこちがずきずきと痛み、ひどい頭痛(두통)を伴います。ひどい時には、死んでしまう人もいます。今、そんな火病(화병)の患者が、年間10万人を越える(넘다)そうです。
少し前の統計ですが、傾向(경향)は今も変わっていません。

これは、景気が悪いことも関係があると思います。火病(화병)にかかるのは、40代、50代の人が多く、男性よりも女性が多いそうです。つまり、中年のおばさんたちが、火病(화병)に一番かかりやすいということです。

しかし、最近は、10代、20代の、若い人たちの中で火病(화병)にかかる人が増えています。

白線が30代以下 オレンジ線が10代 顕著に増加しています。
これも、社会環境と大きく関係があります。今の若者たちが、それだけストレス社会に生きているわけです。
火病(화병)にかかったら病院に行くのが一番です。薬を処方してもらって怒りを鎮めます。また、漢方で怒りを鎮め、火病(화병)を治す方法もあります。

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「火」は「怒り」「ストレス」の意味で、燃える炎ではありません。でも、根本的には、ストレスをためないよう、日ごろから、運動などで気持ちを発散させるのが一番のようで、その意味でも、特に中高年の人は、日ごろから運動をするよう医者たちは勧めています。
単語のおさらい
화병〔火病〕 ひどいストレスに対する適応障害
말 言葉、馬
병〔病〕 病気
화가 나다 怒る
참다 我慢する
두통〔頭痛〕
넘다 越える
漢字語は〔 〕に漢字を示しています。
⇒抗生剤の消費量が、OECD加盟国の中で一番多いです。
目次
【韓国文化を学びながら単語を覚えよう】火病にかかる人が増えています。
화병(火病)という言葉を聞いたことがありますか? 病気の名前ですが、世界でも韓国人しかかからない病気です。「怒る」とか「頭に来る」ことを、韓国語で「화가 나다(火が出る)」というのですが、その「怒り・火」が体にたまって病気になることです。韓国では「怒りがたまると病気になる」と言います。日本人みたいに我慢ばかりしていたら、韓国人はみんな死んでしまいます。화병(火病)の症状はいろいろですが、胸のつかえがとれず、体のあちこちがずきずきと痛み、ひどい頭痛を伴います。ひどい時には、死んでしまう人もいます。今、そんな화병(火病)の患者が、年間10万人を越えるそうです。