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韓国の暮らし

働いている人は、両親にもお年玉をあげます

お正月には「세뱃돈(お年玉)」があります。

これは日本と同じですね。

 

「세배」は漢字では「歳拝」と書きます。

意味は「新年のあいさつ」です。

「세뱃돈」は「新年のあいさつのお金」という意味ですから、

子供たちにはちゃんとあいさつをしたらあげます。


両手を上にあげて、それからそのまましゃがんであいさつします。

たしか男の子と女の子で上にする手が違います。

 

韓国のお年玉の相場は、小学生なら1~3万ウォン(約700円~2000円)

中学生から3万~7万ウォン(約2000円~4500円)くらいです。

お金持ちの家庭ならもっと多し、

そうでない家庭だともう少し少ないかもしれません。

 

韓国では、祝儀なども1、3、5、7、10と、奇数にするのが普通です。

10は1が奇数だから奇数と考えます。

日本と同じですか?

 

お年玉をもらうのは、普通は高校生までですね。

 

そして、お正月には、お年玉だけでなく、子供たちに服を買ってあげます。

昔は新しい한복(韓服、伝統服、上の写真で着ている服です)を買うのが普通でした。

子供は毎年大きくなりますから、年に一度新しいのを買いました。

 

でも、最近は한복(韓服、伝統服)を着る機会は少ないので、

別のちょっといい服を買うことが多いようです。

これを「설빔」と言います。

「설」は「正月」、「빔」は辞書では「晴れ着」と出ています。

ですから、「正月の晴れ着」という意味ですね。

上の写真で子供たちが着ているのが「설빔」です。

 

また、韓国では、子供たちにいろいろあげるだけでなく、

自分が働くようになったら、自分の両親にもお年玉を渡します。

これは少なくとも10万ウォン以上ですね。

「これで何かおいしい物食べて」という感じです。

 

お年玉だけでなく、毎月毎月とか、ボーナスもらったときとか、

あるいは、親のほうで出費が多くて大変そうなときは、

成人した子供たちは親にお金をあげるのが普通です。

 

日本で働いている韓国人は、一時帰国したときに、

自分の親にたくさんお金をプレゼントしています。

 

もちろん親のほうも、子供に何かあってお金が足りないと思ったら、どんどん援助します。

 

親から援助してくれると言われても、普通は、大丈夫だよ、と言って断りますが、

親のほうがお金を借りてでも何とかしようとします。

 

親から子供への援助と、子供から親への援助がそれぞれあって、

これを、計算してみたらプラスマイナスでゼロになるとしても、

韓国では、このやりとりが大事です。

 

お金に気持ちが入っているので、これは気持ちのやりとりでもあります。

そして、なにより韓国人にとっては、家族のことは自分のことと同じように、

あるいはそれ以上に大事だからです。

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