韓国のカラスとカササギについて
韓国人が日本に来てびっくりすることのひとつに、街の中にカラスがいっぱいいることがあります。東京にいる大きいカラスは、なんか怖いですし気持ち悪いです。
目次
- ○ カラスは韓国では「凶鳥」です。
- ・韓国には、カラスについての物語があります。
- ・韓国では、カラスはずる賢いイメージの鳥です。
- ・凶鳥のカラスの鳴き声は、人が死ぬ知らせだと言います。
- ○ 韓国で「吉鳥」はかささぎです。
- ・韓国にはたくさんいて、ソウル市内でも見ることができます。
- ・吉鳥のカササギの鳴き声は、いい知らせだと言います。
カラスは韓国では「凶鳥」です。
とても縁起の悪い鳥です。ですから、昔、みんな殺してしまいました。今も山に行けばいますが、街中で見ることはありません。
韓国には、カラスについての物語があります。
昔々、神様が、全ての鳥にきれいに羽を飾って集まるように言いました。そのとき、自分の羽に自信のないカラスは、他の鳥たちが落とした羽を、自分の羽の間にさしてカラフルに飾りました。しかし、神様の前で、ずるをしたことがばれて、罰として真っ黒にされてしまった、という、そんな物語があります。
韓国では、カラスはずる賢いイメージの鳥です。
凶鳥のカラスの鳴き声は、人が死ぬ知らせだと言います。
でも、もし本当にカラスの鳴き声が人の死の知らせなら、カラスがたくさんいる日本では、人がたくさん死んでしまっているはずですから、そんなのは、ただの迷信なのですが、韓国にはそんな話があります。
韓国で「吉鳥」はかささぎです。
かささぎ(까치・カッチ)は韓国の国鳥です。
韓国にはたくさんいて、ソウル市内でも見ることができます。
でも、東京にはいませんね。日本でも九州北部にはいるそうですけど。