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韓国の暮らし(09)【余暇・宗教・映画・ペット・鳥】

韓国のカラスとカササギについて

韓国人が日本に来てびっくりすることのひとつに、街の中にカラスがいっぱいいることがあります。東京にいる大きいカラスは、なんか怖いですし気持ち悪いです。

目次

カラスは韓国では「凶鳥」です。

とても縁起の悪い鳥です。ですから、昔、みんな殺してしまいました。今も山に行けばいますが、街中で見ることはありません。

韓国には、カラスについての物語があります。

昔々、神様が、全ての鳥にきれいに羽を飾って集まるように言いました。そのとき、自分の羽に自信のないカラスは、他の鳥たちが落とした羽を、自分の羽の間にさしてカラフルに飾りました。しかし、神様の前で、ずるをしたことがばれて、罰として真っ黒にされてしまった、という、そんな物語があります。

韓国では、カラスはずる賢いイメージの鳥です。

凶鳥のカラスの鳴き声は、人が死ぬ知らせだと言います。

でも、もし本当にカラスの鳴き声が人の死の知らせなら、カラスがたくさんいる日本では、人がたくさん死んでしまっているはずですから、そんなのは、ただの迷信なのですが、韓国にはそんな話があります。

韓国で「吉鳥」はかささぎです。

かささぎ(까치・カッチ)は韓国の国鳥です。

韓国にはたくさんいて、ソウル市内でも見ることができます。

でも、東京にはいませんね。日本でも九州北部にはいるそうですけど。

吉鳥のカササギの鳴き声は、いい知らせだと言います。

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