Blog ブログ

Blog

HOME//ブログ//服のお下がりを他人からもらうことはしません

韓国の暮らし【生活習慣・一般常識】

服のお下がりを他人からもらうことはしません

韓国では、どの住宅街でも、緑の大きなポストのようなものが、あちこちに置いてあります。


これは、着なくなった服を障害者施設に寄付するためのポストです。服は再利用され、その収益が障害者施設の給食費になります。ポストにもそのことが書いてあります。


韓国人は、他人の着た服をもらって着るのは乞食がすることだと考え、一般の人は絶対にしません。家族の間ではもちろんしますが、他人とはありえません。ですから、日本のようなリサイクルショップ(古着店)は、ブランド品でなければ存在しませんし、幼稚園で着なくなった服を再利用するバザーもありません。韓国で「服の再利用」と言えば、一般的に障害者施設だけです。

ただ、このような習慣は無駄を生むだけです。また、最近は不景気で、経済的に苦しい家庭も多いです。そのため、地方の自治体などでは、교복 물려 입기 운동(制服お下がり運動)が行われたりしています。制服の値段が上がったこともあります。

着なくなった制服をもらって来てクリーニングして売ります。制服は、上着5千ウォン、ズボンやスカート5千ウォンですから、サイズの合うのがあれば、とてもお得です。

ただ、교복 물려 입기 운동(制服お下がり運動)を行うのは、低所得者層の多く住む工場都市などです。そして、行政がリサイクルを主導しなければ古着のリサイクルが成立しないのが韓国の事情です。

このような文化の違いで、日本に住んでいる韓国人の家庭では子供が意味もなく怒られることがあります。子供が、近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんから、着なくなったお下がりをもらって来ると、韓国人の親は「そんな乞食みたいなことをするんじゃない!すぐに返してきなさい」と激怒します。日本で育った子供は、ほめられこそすれ、悪いことはしていませんから、どうして母親がそんなに怒るかわからないので反論します。そうすると親はもっと怒って、結局、子供は泣く泣く返しに行く、そんな話を何度か聞いたことがあります。

目次

子供に、他人の服のお下がりをもらってくることはしません。

他人の服のおさがりをもらって着るのは、貧乏人くらいです。家族以外で、服のおさがりをあげたり、もらったりすることはしません。貧乏人扱いになってしまいます。

ブログ一覧