韓国人の誕生日の過ごし方を、韓国人の視点で紹介します。
韓国で誕生日と言えばわかめスープ(미역국)です。


目次
- ○ 韓国で誕生日と言えばわかめスープ(미역국)です。
- ・その日会った人に、今日誕生日ですと言うと、「わかめスープ食べた?」と必ず聞かれるくらい、誕生日と言えば、わかめスープです。
- ・韓国では、赤ちゃんを産んだあと、お母さんが最初に食べるのが「わかめスープ」です。
- ・誕生日に「わかめスープ」を食べるのは、産んでくれた母の恩を忘れないように、という意味があります。
- ・なぜ誕生日に「わかめスープ」を食べるのか、その意味を知らない韓国人も多いです。
- ○ 誕生日は、大人にも子供にも、とても大事な日です。
- ・たとえ遠く離れていても、家族の誕生日には必ず電話をします。
- ○ 韓国では、大学生や20代の会社員、場合によっては30代でも誕生日パーティーします。
- ・誕生パーティーは、TGIフライデースのようなレストランでしたり、飲み屋でしたりします。
- ・誕生日を祝う歌は、日本で歌う「ハッピバースデートゥーユー」の曲を韓国語歌詞で歌います。
- ・誕生日パーティーであることを店に伝えると、TGIフライデースなどでは、店の人(ウェイトレス、ウェイター)4、5人が、タンバリンなどを持って来て歌を歌ってくれます。
- ・飲み屋などでは、誕生日の人がいることを伝えると、店の電気が落とされ、『コングラチュレーション』の曲が大音量で流れます。
- ・でも、お店のお会計は、誕生日の主役が全部持つことになっています。みんなに祝ってもらったお礼です。
韓国で誕生日と言えばわかめスープ(미역국)です。
誕生日の朝は、必ずわかめスープを食べます。
その日会った人に、今日誕生日ですと言うと、「わかめスープ食べた?」と必ず聞かれるくらい、誕生日と言えば、わかめスープです。
韓国では、赤ちゃんを産んだあと、お母さんが最初に食べるのが「わかめスープ」です。
わかめには、血液をきれいにしてくれて、乳を出やすくする作用があると言われ、昔から、赤ちゃんを産んだら、まず「わかめスープ」です。
「もう二度とわかめスープを食べたくない」と言うくらい、赤ちゃんを産んだら、わかめスープをたくさん食べますし、食べるように勧められます。
これは韓国の常識です。
誕生日に「わかめスープ」を食べるのは、産んでくれた母の恩を忘れないように、という意味があります。
母親は、子供の健康を想って「わかめスープ」を作ります。
韓国では「わかめスープ」は、ちょっと意味のある食べ物です。
なぜ誕生日に「わかめスープ」を食べるのか、その意味を知らない韓国人も多いです。
あまり深く考えずに、なんとなく「誕生日=わかめスープ」です。
誕生日は、大人にも子供にも、とても大事な日です。
たとえ遠く離れていても、家族の誕生日には必ず電話をします。
韓国では、大学生や20代の会社員、場合によっては30代でも誕生日パーティーします。
もちろん、子供たちもします。
パーティーというほどではなくても、みんなで集まったときに、ちょうど誕生日の人がいたら、ケーキを買って来て祝います。
誕生パーティーは、TGIフライデースのようなレストランでしたり、飲み屋でしたりします。
その日誕生日の人にプレゼントを渡したり、カードを渡したり、そして、ケーキを買って来て、みんなで食べます。韓国ではケーキくらいなら、店に持ち込んでも何も言われません。
誕生日を祝う歌は、日本で歌う「ハッピバースデートゥーユー」の曲を韓国語歌詞で歌います。
생일축하합니다. 생일축하합니다. 사랑하는〔名前〕. 생일축하합니다.
訳すと「お誕生日おめでとう。お誕生日おめでとう。愛する○○。お誕生日おめでとう」
誕生日パーティーであることを店に伝えると、TGIフライデースなどでは、店の人(ウェイトレス、ウェイター)4、5人が、タンバリンなどを持って来て歌を歌ってくれます。
飲み屋などでは、誕生日の人がいることを伝えると、店の電気が落とされ、『コングラチュレーション』の曲が大音量で流れます。
このサービスはどの店でもあります。店の電気が暗くなり『コングラチュレーション』の曲が流れたら、「あっ、どこかのグループが誕生日パーティーやってるな~」と、いっしょに曲に合わせて手をたたいてあげる人も多いです。