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韓国の暮らし(14)【教育・学校・受験】

【韓国文化を学びながら単語を覚えよう】小学校入学前に、ハングルも習って九九も覚えます。

昔は、小学校に入ってからハングルを学びましたが、今は、小学校に入る前にみんな勉強済みで、小学校入学時にハングルが読めない子供は数えるほどだそうです。

そのため、小学校の先生も、ハングルが読めない子のお母さんに「早めにうちでお母さんが教えてください」と言うそうです。小学校の授業では、ハングルは簡単にチェックだけして、すぐに文を読ませるので、そのことも韓国の早期教育に拍車をかけています。

しかし、だからといって、韓国人の文章読解力(문장독해력)が以前に比べて高くなっているわけではありません。学力の国際評価では、韓国はトータルではOECD国家中、1位、2位を争っているのに、文章読解では下位圏に落ちます。ハングルを学び始める年齢が下がるにつれ、大人になった時の読解能力がどんどん下がるという逆比例の関係になっています。

学校では、国語である韓国語より、外国語とか他の科目が重要なため、学年が上がるにつれ国語の学習がおろそかになっているためだと思います。外国語ができるほうが就職では圧倒的に有利ですからね。

ですので、韓国では幼稚園の段階でハングルが書けるのは当たり前で、算数の九九も覚えます。

妹の子、甥は、今、幼稚園の年中の歳で、毎日、子供用のCDを聞いているのですが、「九九(구구단)を覚えよう(외우다)」という九九の歌が入っていました。九九どころか算数の「1+1」もできないのに…。

あまりにエスカレートする先行教育に、政府はブレーキをかけますが、韓国では「早期教育(조기교육)こそ天才(천재)を育てる」と考える親が多いので、簡単にはなくなりません。

英語に関しては、早くに教えことに私も賛成ですが、それも子供が興味を持つことが前提ですよね。勉強好きな子供もいれば、無理に勉強させることで逆効果(역효과)になることもあります。そのため、先行教育に反対する親も、もちろん、います。

でも、周りがどんどん教えるのに、自分の子供だけ教えないと、子供が学校で大変な目にあうので仕方なく教えなければなりません。

幼稚園で、先生の言ったことをそのまま書く書き取り(받아쓰기)もしますし、日記も書かせます。

そのため、政府は、幼稚園に、無理なハングル教育をやめるよう要請し、小学校で、きちんと習う(배우다)ことができるよう教育課程を改定し、教科書も改定しました。しかし、相変わらず(여전이)、小学校では入学説明会などで、入学前にハングルを書けるようにしておいてください、と言います。

国語の授業では、はじめにハングルを習うことに変わったのに、どうしてですかと聞くと、国語以外の科目ではハングルがわからないと教科書を読めず授業にならないからだそうです。

結局、以前と同じように、幼稚園でハングルを教え九九を教えています。

 

単語のおさらい


문장독해력〔文章読解力〕
구구단〔九九段〕九九
외우다 覚える
조기교육〔早期教育〕
천재〔天才〕
역효과〔逆効果〕
받아쓰기 書き取り
배우다 習う
여전이〔如前-〕相変わらず

漢字語は〔 〕に漢字を示しています。

 

英語幼稚園がどんどん増えています。

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